こんにちは、Kumiです。
今日は、亡き弟から兄が引き継ぎ、私も手伝っている「炭やき亭 えにし」のスタッフTシャツから生まれた、オリジナルキャラクター「enipiyo(えにぴよ)」のお話です。
一枚のTシャツから始まった、小さなキャラクターの物語。
その誕生には、お店への思いや、私自身のものづくりへの思いが詰まっています。
今回は、enipiyoが生まれたきっかけから現在までの軌跡、そしてこれから広げていきたい夢まで。
想像がいつの間にか妄想にまで膨らんでいる、私の頭の中も丸っとお話しします!
enipiyoの誕生。すべては一枚のTシャツから始まった
2003年、弟は若い頃からの念願だった「自分の店を持つ」という夢を現実にしました。
『炭やき亭 えにし』開店です。
弟が修業を始めた渋谷のお店。その後、銀座や新宿でも経験を積みました。
修業時代には、渋谷で一緒に暮らしていたこともあり、将来は自分の店を持ちたいという夢や、どんなお店にしようか、名前はどうしようかと、夢を語り合った日々がありました。
そんな中、突然の父の他界。それをきっかけに、弟は実家へ戻ることになりました。
そして、物件を探し続け、とうとう自分の店を持つという夢を実現させたのです。
当時、私は服飾デザイナーをしていました。
弟の長年の夢が形になる。その開店祝いに、何か自分らしい贈り物ができないだろうか。
そう考えて、スタッフが着るユニフォームTシャツをデザインしてプレゼントすることにしました。
ヒヨコではなく、ニワトリにした理由
デザインの主役は、卵から生まれたニワトリ。
誕生のシンボルです。
「えっ、ヒヨコじゃないの?」と思いますよね。
そこは、あえてのニワトリ。
弟は若い頃から修業を重ね、料理人として腕を磨いてきました。まだ何も知らないヒヨコではなく、すでに自分の力で歩き始めるニワトリがぴったりだと思ったのです。
頭に挿したかんざしは、もも肉の串をイメージしてデザインしました。
炭やき亭 えにしの誕生を、小さなキャラクターに託しました。
これから、どんなお店になっていくのだろう。
そんな希望に満ちた未来をイラストに込めて、ユニフォームのデザインを完成させました。
お客さんを笑顔にするお店へ
開店後、弟は「お店の料理でお客さんを笑顔にする!」という思いを大切にしながら、一切の妥協をせず、コツコツとお店を育てていきました。
やがて、地元でも「美味しいお店!」と口コミで評判の人気店になっているよ、と親戚の叔母から聞くようになりました。
自分の夢を実現させ、料理でお客さんを笑顔にする。
弟は、一歩ずつその夢を形にしていたのだと思います。
まさか、自分がこのTシャツを着ることになるとは
時が経ち、弟は体を壊し、2022年に他界しました。
突然の別れ。悲しみに暮れる中、お客さんから「お店を続けてほしい」という声をいただきました。
その声に応えるように、兄がお店を引き継ぎ、私も手伝うことになりました。
そして、ふと思ったのです。
まさか、あのTシャツを自分で着ることになるとは……。
弟への開店祝いとしてデザインした一枚のTシャツ。それが時を経て、今度は私自身がお店に立つときのTシャツになりました。
人生って、本当に何が起こるかわかりません。
これも何かの縁(えにし)でしょう。
そんな不思議な巡り合わせから、私の中で、あのTシャツに描いたキャラクターが再び動き始めたのです。
弟の誕生日に、enipiyoが誕生!
3月16日は、今は亡き弟の誕生日です。
2026年3月16日。仲の良かった弟を思い出しながら、お墓参りに行きました。
元気だった頃は、毎年誕生日に何かしらプレゼントをしていました。
でも、もう直接プレゼントを渡すことはできません。
それでも、何かしてあげたい。
弟が喜んでくれることは何だろう……。
そんなことを考えていたら、ふと思いついたのです。
そうだ! 弟が誕生した日に、何かを誕生させよう!
弟が一代で築き上げた「炭やき亭 えにし」。
この大切なお店を、次の世代へとつないでいくために、何か新しいことができないだろうか。
私がデザインしたキャラクターを育てて、お店を盛り上げていこう!
そう思いついたのです。
まずは、あのスタッフTシャツのキャラクターを、もっとたくさんの人に着てもらいたい。
そこで、オリジナルTシャツなどを販売できるサイトSUZURIにお店を開設しました 。
そして、キャラクターに名前をつけることにしました。
弟の誕生日に誕生した enipiyo。仲間たちも増やしていこう!
「えにし」の「エニ」と、生まれたばかりのヒヨコの「ピヨピヨ」を合わせて、「enipiyo(えにぴよ)」と命名。
こうして、2026年3月16日。弟の誕生日に、enipiyoが誕生し「enipiyo Shop」が開設したのでした。
そしてキャラクターを考えているうちに、またまたアイデアが浮かびました。
炭やき亭 えにしには、ささみの串が大好きで、何本も召し上がるお客さんがいます。
レバーの串が大好きで、何本も召し上がるお客さんもいます。
そうだ! ももの串だけじゃなく、お店のメニューをキャラクターにしたら面白いな!
enipiyoのかんざしを、ももの串だけでなく、いろいろな串に変えて仲間を増やしていこう!
そう決めました。
手羽先なら「手羽ピヨ」、ねぎまなら「ネギピヨ」。
お店のメニューが、次々とキャラクターになっていく……。
考え始めたら、どんどん楽しくなってきました。
さらに、お造りの「ささみのユッケ風」が大好きなお客さんに、このアイデアをお話ししたところ、「お造りのバージョンも楽しみにしてる!」とうれしい言葉をいただきました。
お客さんとの何気ない会話から、新しいアイデアが生まれる。
これも、お店に立っているからこその楽しみですね。
焼き鳥の串だけでなく、お店のいろいろなメニューがキャラクターになったら、ど
弟の誕生日に誕生した enipiyo。仲間たちも増やしていこう!
んな世界が広がるんだろう?
想像はどんどん膨らんでいきます。
enipiyoを通じて、笑顔とご縁を広げたい
弟への誕生日プレゼントのつもりが、いつの間にか、新しい挑戦の始まりになっていました。
enipiyoを通じて、炭やき亭 えにしを知ってくださる方が増えたり、グッズを手に取って笑顔になってくれたりしたらうれしいです。
お店に来てくださる方にも、Instagramやショップで見つけてくださる方にも、楽しんでもらえるように。
enipiyoと仲間たちを、これから大切に育てていきたいと思っています。
Instagramのショート動画では、焼き鳥をモチーフにした仲間として、手羽先の「手羽ピヨ」と、ねぎまの「ネギピヨ」も登場予定として紹介しました。
これからどんな仲間が生まれるのか。
お店のメニューと一緒に楽しんでもらえるキャラクターを、少しずつ形にしていくつもりです。
さて、ここから enipiyo はどんなふうに育っていくのでしょう。
私の頭の中では、すでにいろいろな妄想が膨らみ始めています(笑)。
enipiyoの動画・ショップはこちら
Instagramのお店アカウントで、enipiyoが生まれたきっかけをショート動画にしました。
お店のInstagramはこちら(動画の埋め込みには、リールの個別URLを設定してください )
enipiyoグッズショップ:SUZURIショップを見る
炭やき亭 えにし:お店の公式サイト
Instagram:炭やき亭 えにし公式アカウント
最後まで読んでくださり、ありがとうございました 。
これからのenipiyoの成長も、ぜひ一緒に楽しんでいただけたらうれしいです。
